交流試合に歓声/オリックス対日本通運
春季宮古島キャンプを行うプロ野球オリックス・バファローズのB組と社会人野球日本通運の交流試合が24日午後、宮古島市民球場で行われた。両チームは白熱した試合を展開し、球場に訪れた球児ら一般市民を楽しませた。試合は3-2で日本通運が勝った。
プロと社会人が宮古で交流試合を行うのは始めて。それぞれ春季キャンプでトレーニングに励んでおり、この日の試合で仕上がり具合などを確かめた。
開始セレモニーで宮古島オリックス協力会の長濱政治会長(副市長)は「宮古島市でこのような試合はなかなか観戦できない。それぞれ技術と闘志を押し出して戦ってほしい」と好ゲームに期待した。
試合は一回表に日本通運が集中打で3点を先制。オリックスは本塁打などで追い上げたが、日本通運が逃げ切って勝利した。
観戦した市民はレベルの高い野球を堪能。好プレーが出るとスタンドは大きな拍手と歓声で沸いた。
この試合で始球式の大役を務めた南ファイターズ主将の松川吏緒君は「緊張したけど良いボールを投げることができて良かった」と笑顔。試合を観戦し「守備もうまいし、バッティングもすごい。ぼくも将来はプロ野球選手になりたい」と感想を話した。
この日は宮古島オリックス協力会による抽選会も行われ、観戦に訪れた市民がオリックス選手のサイン入りのバットやボールなどを当てて喜んでいた。
結果は次の通り。
日本通運
300000000|3
000100010|2
オリックス