九州唯一の優秀賞受賞/宮古土地改良区
全国農村振興技術連盟が授与
宮古土地改良区(仲間克理事長)はこのほど、全国農村振興技術連盟から2012年度農業農村整備事業広報大賞「優秀賞」を受賞した。九州からの団体受賞は同改良区だけ。仲間理事長と同改良区総務課の末広美千八課長が28日、宮古合同庁舎を訪ね、宮古農林水産振興センターの與那嶺宏明所長に受賞報告した。與那嶺所長は「九州から1団体の受賞は、すごいこと。今後とも農業農村整備事業の推進および効果の発揮に資する広報活動を展開してください」と激励した。
同改良区は、これまで受益者が中心となった土地改良施設のPRを兼ねた「ファームポンドまつり」と「宮古水まつり」を開催。昨年は祭りの一環行事として、「みゃーく(宮古)・ぱりみず(畑水)の日」を制定し、語呂合わせで「8月3日」を「ぱりみずの日」と決定した。
宣言では「宮古全域にわたる土地改良施設の美化活動と未来永劫にわたる夢ある農業振興を祈念する」と県内外に発信した。
仲間理事長は「今回素晴らしい賞をいただき、誇りに思う。賞に恥じないよう、土地改良施設の管理徹底、宮古の農業の発展のために頑張りたい」と決意を新たにした。これから開催予定の受賞祝賀会の日程を調整していく。
宮古では、1993年度に宮古農林土木事務所が優秀賞を受賞しており、今回の受賞は2団体目。