永年勤続92人を表彰/宮古島商工会議所
池間さん(宮古港運)勤続40年/会員大会で功績たたえる
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第38回会員大会が28日、市内のホテルで開かれ、永年勤続優良従業員表彰式が行われ、下地会頭が、池間千賀子さん(勤続年数40年、宮古港運)ら92人に表彰状を贈り功績をたたえた。栄誉ある表彰状を手にした全員に会場から大きな拍手が送られた。
冒頭、下地会頭があいさつし「変革の厳しい、苦しい時代だからこそ、社の最大の財産である人材の能力を高め、その能力を存分に発揮し活躍してもらうことが重要な鍵となる」と強調し、「今後も高い志を持って自己研鑽に努め、社業一層の発展のため、そして地域社会の一員として宮古圏域振興に尽力してほしい。表彰を受ける92人の皆さんはそれぞれの企業の発展等に尽力したことが認められこの受賞となった」と受賞者をたたえた。
長濱政治副市長は「受賞された皆さんの日頃の努力に対し深く敬意を表すと共に心からお祝いを申し上げます」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して洲鎌和夫さん(三和建設、勤続32年3カ月)は「この受賞は同僚職員や家族の支えのたまもの。今後とも今の気持ちを忘れることなく職務に精励し、企業発展と地域活性化に力を尽くしたい」と決意を新たにした。
表彰式に先立ち、うちな~噺家の藤木勇人さんが「島に根ざそう」と題して特別講演した。藤木さんは自らが持つラジオ番組でのインタビューの話や小話などを織り交ぜウチナーンチュのバイタリティーについて話し、会場を沸かせた。