故中尾英筰氏の叙勲を報告
忠筰氏「心から光栄に思う」
故中尾英筰氏の妻・中尾道子さんと長男の中尾忠筰さんが28日、中尾英筰氏が昨年12月1日に旭日小綬章を受章したことを市内のホテルで、宮古島商工会議所(下地義治会頭)に報告した。
下地会頭は「中尾前会頭には約20年指導していただいたので、会議所としても生前の叙勲を実現すべく努めた。前会頭がまさかこれほど早く他界されるとは思っていなかった」と話した。
家族を代表して忠筰さんは「父が生前やってきたことの評価を、このような素晴らしい形でいただけたことを心から光栄に思う。父が副会頭時代を含め20年以上、会頭職を務められたのはひとえに現会頭、役職員、会員企業の皆さん支えがあったからこそと思う。父に代わり、感謝申し上げたい」と述べた。
中尾 英筰(なかお・えいさく) 1937(昭和12)年8月20日生まれ。平良字西里出身。早稲田大学第一商学部卒。66年宮古青年会議所理事長。77年とみや商会代表取締役。81年平良市ロータリークラブ会長。88年宮古地区PTA連合会長。91年沖縄宮古商工会議所会頭。93年宮古島オリックス協力会長。95年宮古地区自衛隊協力会長。2010年宮古島商工会議所顧問など要職を歴任。2012年12月1日死去(享年75歳)。
12年に旭日小綬章受章。2000年郵政大臣賞。09年防衛大臣賞。11年沖縄国税事務所長など表彰多数。