産業・経済
2013年3月3日(日)9:00
6億円かけ整備完了/保良・国道390号
東平安名崎への「観光道路」
県宮古土木事務所が城辺の保良集落内で進めてきた国道390号のバイパス整備工事が、ほぼ完了した。延長は集落の入り口から、ストア・サン前までの約700㍍。幅員が14㍍(車道8㍍、歩道3㍍の両側)。総事業費約6億円をかけ、2007度の着工から6年を経て完了した。
同道路は、宮古切っての観光名所である東平安名崎にアクセスする観光道路。同部分は狭く、歩道もなく、危険をはらんでいたが同状態が解消され、観光バスやレンタカー、住民が安全に通れるようになった。
住民の一人は「集落の玄関口がきれいになったことはうれしい。美しく安全で、広々とした道路に変わった。国道の整備によって、集落が発展したような気がする。トライアスロン大会のランの運営も安全にできると思う」と国道整備を喜んだ。
旧国道は、旧公民館の西側を通って、ストア・サン前に抜ける。これを市道(今回整備した部分)と交換し、バイパスの形で整備した。
今後の工事は歩道の舗装と植栽が少し残っており、これを3月中に終えてすべての工事を完了する。