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2013年3月12日(火)9:00

池田六段が優勝/第35期宮古本因坊戦

知念六段の3連覇阻止/5年ぶり9度目


優勝トロフィーを手にする池田宮古本因坊=10日、こすみ囲碁教室

優勝トロフィーを手にする池田宮古本因坊=10日、こすみ囲碁教室

 第35期宮古本因坊戦(主催・宮古毎日新聞社、主管・日本棋院平良支部、協賛・こすみ囲碁教室)の決勝リーグが10日、同教室で行われ、池田友彦六段が優勝した。優勝決定戦で知念一将宮古本因坊を破り、3連覇をはばんだ。池田六段の優勝は、5年ぶり通算9度目。トップレベルの実力者がそろった中で、池田六段が持ち前の力を発揮し一歩抜き出た。


 決勝リーグの出場者は、第34期本因坊の知念六段と、1次予選を勝ち抜いた池間博美六段、池田六段、平良博彦六段の4人。1回戦の相手はくじ引きで決め、平良と池間、知念と池田の組み合わせとなった。

 1回戦で池間は、平良に中押し勝ち。池田は、知念の大石を取り押し切った。

 2回戦は、勝者と敗者が対戦した。知念は池間のコウ立ての緩着に乗じて地を得し、2目半差で勝った。池田と平良との碁は、池田が序盤の攻め合いを間違えて、勝っていた碁を落とした。

 2回戦を終わった時点で、4人が1勝1敗で並び、優勝は3回戦の勝者2人で決することになった。

 3回戦の知念と平良の対局は、序盤の振り替わりで知念が優勢になり中押し。池間と池田の対局は、池田が2目半の小差で勝った。

 優勝を決める大一番は、3回戦を勝った知念、池田両者の対局。池田は終始戦いの難局を制した。

 池田は「実力者がそろった中で、勝てたのは不思議。予選で亀川実さんに半目勝ってから、勝運に乗れた感じがする。ラッキーな大会だった。これからも碁を打ち続けたい」と喜びを語った。

 閉会式で宮古毎日新聞社の平良覚社長は池田六段の優勝を祝福するとともに、宮古囲碁界のますますの発展を祈念した。
 結果は次の通り。

 優勝=池田友彦六段(2勝1敗)▽準優勝=知念一将六段(同)▽3位=池間博美六段(1勝2敗)、平良博彦六段(同)


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