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産業・経済
2013年3月12日(火)9:00

日本農業大賞を報告/平良玄序さん

市長「宮古の誇り」と祝福


受賞記念のカップを手にする平良さん(右から2人目)=11日、市役所市長室

受賞記念のカップを手にする平良さん(右から2人目)=11日、市役所市長室

 日本放送協会と全国農業協同組合が主催する第42回日本農業賞個別経営の部の大賞を受賞したサトウキビ生産農家の平良玄序さん(63)=伊良部字仲地=が11日、下地敏彦市長を訪ね受賞を報告した。10日の表彰式(東京のNHKホール)に臨んだ平良さんは、受賞記念のカップを携え、下地市長を表敬。市長は「宮古島市から日本農業賞の一番大きな賞をいただいたことを、誇りに思う」と祝福した。


 平良さんは「受賞は大変うれしい」と感想。サトウキビを栽培する若者に向け「(私に次いで)来年、再来年と表彰の舞台に立つように、頑張ってほしい」と励ましの言葉を送った。

 平良さんは、サトウキビの苗と土作りに重点を置き、高品質のキビ生産に励んでいることや機械化導入で大規模栽培につなげていることなどが高く評価された。下地市長は「平良さんの技術を伊良部だけでなく宮古、沖縄全体に広めることが、沖縄のサトウキビの生産量を飛躍させる礎になる」と一層の活躍に期待を込めた。

 渡久山毅伊良部地区サトウキビ生産組合長は「平良さんの受賞は、個人の賞に止まらず、宮古をサトウキビの島としてPRしたことにも意義がある」と強調した。

 日本農業賞の「個別経営」の部には全国から92件の応募があり、3人が最高賞の大賞に選ばれた。表彰式の模様は30日午後2時から、NHKの教育テレビで放送される。

 平良さんは昨年行われた第36回県さとうきび競作会で、重量や糖度などで県1位となり農林水産大臣賞を受賞している。

 日本農業賞 日本農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改革と発展に取り組み、地域社会の発展に貢献している農業者と営農集団を表彰する。


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