10人を特別表彰/地区高体連
特支学校駅伝チームに
宮古地区高体連(会長・多良間勉宮古工業校長)は11日、3月に沖縄市で開催された第21回県特別支援学校駅伝競走大会で初優勝した宮古特別支援学校(平良智枝子校長)の優秀な駅伝チームの久貝勇気君ら10人に特別表彰状を贈った。久貝君らは、名誉ある表彰状を手に満面の笑みを見せていた。
優秀選手は、久貝君(1区)のほかに、漢那和輝君(2区)、西村亜依里さん(3区)、狩俣雄人君(4区)、比良麻里子さん(5区)、砂川良太君(6区)、大濱拓巳君(7区)、補員の岸本恵斗君、川満克樹君、大田麗奈さん。
贈呈式で、多良間会長は「2位に1秒差で逃げ切る劇的な見事な初優勝だった。これまで宮古特別支援学校は、宮古地区高体連の准会員であったが、4月からは正式に会員となる。おめでとうございます」と述べ、自ら筆で大書した「一秒に感動」の色紙をプレゼントした。
平良校長は「『悔いのないレース』を合言葉に取り組み、初優勝した。『汗・涙・感動』の言葉通りであった」と語り、宮古地区高体連の会員昇格を喜んだ。
崎原和廣監督は「多良間博斗先生が、駅伝の土台を作り転勤した。初優勝できたのは、多良間先生のおかげ。生徒たちは本番で本領を発揮したので、学ぶのが多かった」と振り返った。
キャプテンの大濱君は「アンカーは不安であったが、最後まで走った。一秒差で初優勝し、優勝カップを宮古に持って来てうれしい」と笑顔で話した。
久貝君、漢那君、砂川君、大濱君の4人は卒業予定。4月からは残り6人と新たな部員で、2連覇を目指して特訓していく。