政治・行政
2013年3月14日(木)9:00
2月補正、賛成多数で可決/県議会
一般会計331億2627万円
【那覇支社】開会中の県議会(喜納昌春議長)2月定例会は13日、仲井真弘多知事より先議提案のあった2012年度一般会計補正予算案331億2627万2000円を賛成多数で可決した。採決では国直轄事業の中城湾港整備事業について、修正案を求めた15人(社民・護憲8人、県民ネット5人、社大2人)が退場したが、賛成26、反対4の起立多数で可決した。
反対討論を西銘純恵氏(共産)が行い、桑江朝千夫氏(自民)が賛成討論を行った。
同議会予算特別委員会で、沖縄本島中部で整備が進められている国直轄事業の中城湾港事業の県負担分を不服とする野党会派は、同委員会に修正案を提出したが、委員会裁決で修正案が否決されたため、本会議では退場した。共産会派4人は反対に回った。
その他の県農業改良資金特別会計補正予算案など先議案10件は2件が賛成多数で、8件は全会一致で可決し、知事提出議案は一般会計、特別会計ともに原案通り可決した。最終本会議は29日に開き、13年度当初予算案などを採決する。