教育・文化
2013年3月16日(土)9:00
一足早く中学生体験/中1先取り授業
平良中で平一、南小6年生
平良中学校(伊志嶺吉作校長)で15日、毎年恒例の中1ギャップ対策「平良(たいら)小学校6年生、中学校先取り交流会」が行われた。
交流会には4月から同校に入学する平良第一小学校や南小学校、狩俣小学校などの小学6年生約200人が参加し、英語と数学の授業を一足早く体験した。この取り組みは、中1ギャップ対策として、進級の心の準備▽中学校校舎での学習を通して中学校生活の雰囲気を体験する▽授業や集会から、他校の児童生徒との交流を図る-などを狙いとしている。
児童たちは、5クラスに分かれて授業を受け各教室では、英語や数学を担当する教諭らが授業を行った。
授業を前に体育館で行われた全体集会で、伊志嶺校長は「4月の入学がスムーズにいくよう、いろいろなことを体験してほしい」と呼び掛けた。
また、児童を代表して南小の黒澤秀香さんと平一小の下里竜輝君が「中学生としての心構えを学ぶとともに交流を通して新しい友人をつくる機会にしたい」と意気込みを示した。