平良港湾の一部変更承認/市地方港湾審議会
下地市長に答申へ
宮古島市地方港湾審議会(中尾英筰会長)が3日、平良港ターミナルビルで開かれ、「2010年平良港湾計画書(案)一部変更について」を審議し、原案通り承認した。中尾会長が今月中に、下地敏彦市長に答申する方針。
市港湾課によると、漲水地区の第2埠頭(ふとう)と第3埠頭間の海域を埋め立て、沖合側に全長340㍍のバースを整備する計画。全長の一部220㍍は耐震性岸壁に整備し、コンテナトラックなどの車両を収納する車両甲板を持つ貨物船(RORO船)を接岸させる。残りの岸壁は、大型クルーズ船やフェリーに利用させる。
現計画では、沖合に向かって右側の岸壁にRORO船を接岸させる予定だった。しかし、諸事情によって岸壁配置を見直し、左側の岸壁に変更した。これに伴い、公共埠頭計画・旅客船埠頭計画・水域施設計画などを変更した。
下地市長に代わって友利悦裕建設部長が、新委員に委嘱状を交付した。
新委員は次の通り。(敬称略)
▽小禄貴英(宮古島漁協組合長)▽岡村幸男(JAおきなわ宮古地区本部長)▽友利悦裕(市建設部長)▽我那覇薫(りゅうせき宮古支店統括支店長)▽下地明(市議会議長)▽嘉手納学(市議会経済工務委員長)▽粟谷美則(宮古島海上保安署長)▽平良和雄(県宮古土木事務所長)▽国吉真哲(石垣税関支署平良出張所長)