きょう搬入を終了/沖糖宮古工場
糖度は15度に迫る勢い
沖縄製糖宮古工場は26日午後、2012-13年産サトウキビの製糖操業における原料(サトウキビ)の搬入を終了する。操業を開始した1月8日からの累計搬入量は13万4000㌧が見込まれ、平均糖度は15度に迫る勢い。同工場管内のサトウキビは生産量、品質ともに豊作が確実となった。
同工場によると、24日現在の操業実績は搬入量が13万2873㌧で過去10年で3番目に多い。平均の糖度は14・94度。糖度の内訳は基準となる糖度(13・2~14・4度)が26・80%、基準以上が67・26%を占める内容となっており、高品質の原料取引が続いている。
サトウキビ1㌧当たりの農家手取り額は、国の交付金を含めて2万2329円の高値がついている。
今期の搬入は、26日午後4時ごろまでには終える予定。終了後はトラックの運転手らとキビ搬入で使用した道路の清掃を行う。
同工場以外の宮古地区の3工場は引き続き搬入および操業を続ける。天候にも左右されるが、宮古製糖城辺工場は28日ごろの原料終了を予定しながら調整。同伊良部工場は来月4日ごろに、同多良間工場は同12日ごろに終了する見通し。