基本計画案を承認/新中央公民館
第3回策定委 修正部分など確認
宮古島市立中央公民館建設に関する基本計画策定委員会(委員長・今郁義ちゃたんニライセンター館長)の第3回委員会が26日、市役所平良庁舎で開かれた。これまでに委員が指摘した部分の修正を行った新中央公民館基本計画案を確認し、承認した。
新中央公民館は中央図書館との併設館(仮称・宮古島市未来創造センター)として現在の宮古病院移転後の跡地での建設を計画。同委員会は2月1日に下地市長から基本計画案についての諮問を受け、これまでに2回の審議を行ってきた。基本設計案では併設館設立の目的や基本理念、市の生涯学習施設における位置付けなどをまとめた基本構想と新中央公民館のコンセプトや機能、施設構成などを定めた基本計画などを提案している。
3回目となる今回は、これまでの委員から修正を求める意見のあった部分について事務局の修正案を担当職員が説明。車いす利用者が上階の非常口からも建物外へ円滑に移動できるようスロープを設けることや、トイレの個室の半分以上をベビーシート付き、車いす対応とすること、設計者を選定する委員に障害者団体代表を加えることなどが新たに盛り込まれた。
そのほか、基本設計では最低限必要な事柄を定め、詳細については今後、策定される実施設計の中で検討していくことなどを確認した。