佐良浜凱旋、全国に意欲/九州中学選抜バレー
空港で優勝報告会
アシックス杯第30回九州中学校バレーボール選抜優勝大会で優勝した佐良浜中男子バレーボール部のメンバーが31日、帰島した。空港では学校職員や父母、バレーボール協会役員らが出迎え、11年ぶり2度目の九州制覇を祝福した。上原優人主将は「次は全国大会を目指したい」と話し、さらに上の舞台での活躍に向けて意欲を示した。
選抜優勝大会は先月末に佐賀県内で行われ、県代表で出場した佐良浜は5試合を戦ってすべてストレート勝ちを収めた。
濱川崇監督は「初戦こそ良くなかったが、試合を重ねるごとに自分たちの本来の力を出せて優勝することができた。大会を通して強豪チームから学び、成長しできた」と振り返った。その上で「この結果にうぬぼれず、地に足をつけて練習を重ね、九州、全国を目指したい」と話した。
上原主将は、「優勝できたのは地域や学校、父母の皆さんのおかげです。これからの試合、1セットも落とすことなく全国大会への出場を目指すので応援よろしくお願いします」と感謝と決意を述べた。
知念安則校長は「優勝には驚いたが、同時に優勝できて当然という気持ち」と祝福。「これも普段から君たちをバックアップしてくれる地域の皆さんの応援のおかげ。感謝の気持ちを忘れず、結果に満足せず、次に向かってさらに力を伸ばしてほしい」と話した。
西原豪PTA会長は「佐良浜中の歴史にしっかりと名を残す快挙。地域に支えてもらっているという気持ちを忘れず部活と学業に励んでほしい」と激励した。
宮古中体連の伊志嶺吉作会長と宮古バレーボール協会の下地賢治会長も佐良浜中の九州制覇を祝福。さらに大きな舞台(全国)での活躍に期待を込めた。