2013年度がスタート/宮古島市
市長が訓示、辞令交付/職員ら公正な職務誓う
新年度のスタートを迎えた1日、2013年度宮古島市定期人事異動辞令交付式が市中央公民館などで開かれた。市長部局と上下水道部は同公民館大ホールで行われ、下地敏彦市長が、新採用者34人を含む対象職員136人に辞令を交付。「新たな気持ちで、それぞれの職場で仕事に励んでほしい」と呼び掛けた。新採用職員を代表して古謝将人さんが、全体の奉仕者として誠実、公正に職務を執行することを誓った。
市長部局と上水道部の辞令交付は、昇進を含む異動や市長部局以外への出向、他部局からの採用、新採用者に行われた。下地市長は一人一人の名前と配属先などを読み上げ、職員に手渡した。
交付後、職員への訓示で下地市長は、課長級以上の職員に対しては同日中での新職場就任を、そのほかの職員には1週間以内での引き継ぎ終了と新職場業務開始を指示。「新たな仕事に向け、取り組むことに期待している」と激励した。
新採用職員に対しては「市民にとってはきょうから宮古島市の職員。(業務が)分からないでは通らない。分からなければ先輩に聞いて、市民に対し親切、ていねいに対応することが大事。しっかり職務に励むことをお願いしたい」と呼び掛けた。
秘書広報課に配属された古謝さんが新採用職員を代表して、「公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」などとする宣誓書を読み上げた。
教育委員会や消防本部などでも辞令交付が行われ、川満弘志教育長、来間克消防長が対象職員に辞令を手渡した。新年度の新採用職員数は消防本部の6人を加え計40人。