迅速、丁寧な対応を/下地市長
新年度迎え職員に訓示
新年度を迎えての市長訓示が2日、市役所平良庁舎1階ロビーで開かれた。同庁舎と同第2庁舎の職員が参加。下地敏彦市長は集まった職員に向け、「市民の要望に迅速、丁寧に対応することが一番の基本」と市職員の業務についての基本姿勢を示すとともに、「各課内で連携を取り、仕事に励んでほしい」と呼び掛けた。
平良庁舎での市長訓示は、始業20分前の午前8時10分から行われた。
大勢の職員を前に下地市長は、これまであった福祉保健部を、新年度から福祉部と生活環境部の二つの独立した部としたことについて「市民の要望に迅速、丁寧に応えることを目指し、行政組織編成の変更を行った」と説明。「福祉、環境部門は市民の関心が高い。しっかりとした対応をしてほしい」と訴えた。
新年度を迎えた1日は、庁舎1階の窓口が各種証明書発行の手続きに訪れる市民が多数、来庁していたことを挙げた下地市長は「忙しい中から時間を見つけての来庁。迅速、丁寧に対応することが一番基本的なこと」との考えを強調。「市民の公僕として、職務に精励してほしい」と呼び掛けた。
新採用職員や異動職員に対しては「市民は、それぞれの持ち場の仕事は分かっているという前提で訪れている。初めてだから分からないということはあり得ないこと」と指摘した上で、「課の内で十分、連携を取り、支え合いながら仕事に励んでほしい」と激励した。
市長訓示は、きょう3日は城辺庁舎、4日は上下水道部、8日は上野庁舎、9日は伊良部庁舎、10日は下地庁舎で行われる。