政治・行政
2013年4月4日(木)9:00
交付額14億2000万円/12年度特別交付税
宮古島市 前年度比5.8%の伸び
国から交付される2012年度特別交付税交付額がこのほど決定した。宮古島市への交付額は14億2072万円で、前年度に比べ約7805万円、5・8%伸びた。多良間村は1億9479万円で前年度比1799万円、10・2%増えた。
同交付税は普通交付税では補足できない地域的、臨時的な財政需要に対応するもので、基本的には台風などの災害応急費用などに使われる。12月と3月の年度内に2度交付される。
今回の特別交付税は導入初年度の沖縄振興特別推進交付金(ソフト一括交付金)に関わる交付が増加した形で、前年度より伸びた。
特別交付税は普通交付税に比べて国の算出基準が明確でないため、市財政課では「一括交付金に関わる交付額ははっきりしない」としている。
県全体への交付額は239億1678万円で、前年度より約37億円、18・5%伸びた。
うち、県分は74億7501万円。市町村分は164億4177万円となっている。