04/22
2025
Tue
旧暦:3月24日 友引 庚 
イベント
2013年4月7日(日)9:00

豊岡さん、故郷で熱唱/イチャリバーズ

サンゴ保全でライブ


宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設

宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設

 関東で活動する島唄バンドで、宮古島市出身の豊岡正司さんがリーダーを務める「イチャリバーズ」のライブが6日、伊良部国仲にある女性・青年等活動促進施設で行われた。宮古周辺海域のサンゴ保全や、地元住民と宮古で暮らす本土出身者および観光客の交流を目的とするチャリティーライブで、観客は島唄に酔いしれながら自然保護の思想を共有した。


 ライブの名称は「e-Loveライブ」。宮古島と伊良部島に対する愛、思いを名称に込めた。このライブでの収益金の一部はオニヒトデの駆除活動費として伊良部漁協に寄付する。

 イチャリバーズは、関東圏を中心に沖縄料理店やライブハウスで活動。リーダーを務める豊岡さんは「豊岡マッシー」、女性ボーカルの玉城真澄さんは「シーサー玉城」として関東地方で親しまれている。

 この日のライブ観客の中には本土から駆け付けた人も。豊岡さんと玉城さんのユーモアあふれる語りと島唄を楽しみながら地元住民と交流を深めた。イチャリバーズは「なりやまあやぐ」や、サンバ風にした「花」のほか、オリジナルの曲も複数披露。豊岡さんは三線を片手に歌声を響かせた。

 豊岡さんは「なりやまあやぐを宮古島で歌うことが夢だったので、実際にステージで歌ったときは涙が出そうになった」と感慨深い様子。「ぼくにとって宮古島は生みの親。美しい宮古の海からサンゴがなくなるようなことがあったら大変だと思う。歌を通して少しでも協力していきたい」と話していた。

 この日のライブには新風太鼓やフラダンスグループも出演して盛り上げた。観客は一緒に歌ったり踊ったりしながらイチャリバーズのライブを満喫していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!