初泳ぎを楽しむ/与那覇前浜ビーチ
本格的な夏到来/宮古島海びらき
2013年海族まつりのオープニングイベント、第35回「サンゴの楽園未来まで、集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が7日、与那覇前浜ビーチで開かれた。観光客や市民ら約2000人(主催者発表)が参加し、白砂の海辺でクルマエビのつかみ取りや宝探し、特設ステージでのアトラクションなど多彩な催しを楽しんだ。
主催者を代表して同協会の豊見山健児会長は「大人から子どもまで楽しめる多彩なプログラムを用意した。安全に気をつけて存分に楽しんでほしい」とあいさつ。下地敏彦市長と沖縄観光コンベンションビューローの安里繁信会長が祝辞を述べた。
ツカサの女性らが今年1年の安全祈願の後、3人のミス宮古と宮古島観光協会青年部の奥平幸司部長が海びらきを高らかに宣言。豊見山会長、下地市長、安里会長らのテープカットで宮古島の本格的な夏の到来を告げた。
海びらき宣言後、カウントダウンとともに、波打ち際で待ちかねていた子どもたちが一斉に海に走り込み、泳いだり、水を掛けたりしながら初泳ぎを楽しんだ。恒例となったクルマエビのつかみ取りと宝探しには会場を埋め尽くすほどの子どもたちが参加した。今年は十数年ぶりに綱引きが復活。子どもの部に6、大人の部に12チームが参加し、白砂を踏みしめて力いっぱい綱を引いた。
浜辺に設置された巨大なウオータースライダーは子どもたちの長蛇の列ができるほどの人気。また、海上ではジェットスキー無料体験試乗なども行われた。
東京から親しい友人と観光で来ていた鈴木敬一さん(30)は「宮古島は2回目。でも海びらきは初めて。海も砂もきれいだし、海がとても近いので、うらやましい」と話した。