「環境配慮の配達を」/エコ・ピット
本社に電動スクーター2台寄贈
宮古島市内で環境に優しいハイブリッドカーなどを販売するエコ・ピット(下地康子社長)は8日、宮古毎日新聞社(平良覚社長)に電動スクーター2台を寄贈した。下地社長は「電動スクーターは音がまったくなく、朝の静けさを保つことが出来る。毎日の新聞配達で使用する車両としては最適で、ぜひ、環境配慮の配達に役立ててほしい」と述べ、平良社長に目録を手渡した。
贈呈を受けた平良社長は「エコアイランドを目指す宮古島での車両の電動化は、これからの重要なテーマだ。新聞社としても積極的に電動スクーターなどを活用しエコの島づくりに寄与していきたい」と述べ、下地社長に感謝の意を表した。
今回、寄贈を受けた電動スクーターは熊本県の産官学連携事業で開発された熊本オーシャンエナジーテクニカ製のMEROSⅢと同最新型の2台。下地社長によれば、最新型は家庭電力1回2時間程度の充電で30~40㌔㍍の走行が可能だという。最高時速は約70㌔で、通常の原付きバイク以上の馬力と走行性能を持つ。
下地社長は「これまでバッテリーの劣化などが懸念されていたが、保管などに気を付ければ、普通のバイクと同様に性能が劣らないように開発されている」と最新型の良さをPRした。