効率的運営に期待/サシバリンクス伊良部
指定管理制度導入/市長「健康増進で利用を」
伊良部の大樹環境開発(棚原茂樹代表)が1日から市指定管理者で運営しているゴルフ場「サシバリンクス伊良部」(棚原茂樹総支配人)で13日、リニューアルオープンゴルフコンペが開かれた。青空の下、下地敏彦市長ら約100人が、心地よい汗を流しながら9ホールを2回ラウンドした。プレー前に、下地市長は「スポーツ施設は、民間のノウハウを入れることで効率的に運営できると思う。市民は低料金で楽しめるので、プレーで健康増進に努めてほしい」とアピールした。
ゴルフ場は、住民の健康増進と世代間交流の創出、高齢者の健康維持と青少年の健全を図るのが目的で2002年にオープンした。当時の伊良部町が整備し、同町公共施設管理公社が管理していた。
当初の利用客目標は延べ1万3000人を予想。しかし、1万人以下で推移していた。ゴルフ場は、05年の市町村合併で宮古島市に引き継がれた。
下地市長は「指定管理期間は3年。利用状況を見ながら、その先は検討したい。現在の年間利用者(延べ6000人余)より20~30%増えると期待している」と期待した。
棚原代表は「これまで以上に利用者が楽しめるよう、ゴルフコースは整備した。現在の職員はフロントマネジャー、事務職員2人、作業員3人の計6人。今後ゴルフ場の財務状況を好転させ、地域活性化を図り、雇用拡大につなげたい」と決意を新たにした。
問い合わせは、サシバリンクス伊良部(電話78・5555、ファクス78・5556)