高齢者が書道など学ぶ/ひらら大学開講式
講師に委嘱状交付
平良地区の高齢者を対象にした2013年度の「ひらら大学」の開講式(主催・市社会福祉協議会)が17日、平良老人福祉センターで行われた。講座は書道、三味線、大正琴、舞踊の各部門。川満省三会長が、7人の講師に委嘱状を交付した。講座は5月から始まり、来年3月に閉講する。
同大学は高齢者の閉じこもり防止や、講座を通した仲間や健康づくり支援を目的に開催している。
開会のあいさつで下地信広同協議会事務局長は「芸を一つでも身に付ければ、バラ色の人生を送れる」と精進に期待を込めた。
川満会長は「大学は、市から委託を受けて開催する。生活は、趣味や芸を磨く中で豊かになる。楽しく愉快な講座にしてください」とあいさつした。
渡真利健次市福祉部長は「講座を通して多くの仲間と切磋琢磨し身に付けた知識を、それぞれの地域でも発揮してください」と述べた。
前泊達雄市老人クラブ連合会平良支部長は、講座の充実を祈念。講師を代表して大正琴の砂川寿美さんがあいさつを行った。
余興では講師たちが舞踊や三味線、大正琴の部門で洗練された模範演技を披露し、会を盛り上げた。
講師は次の通り。
【書道】羽地英子(老人福祉センター)【三味線】波平重夫(同)【大正琴】砂川寿美(同)【舞踊】池田千香子(西原、池間分校)▽外間トヨ(老人福祉センター)▽根間幸子(久松、狩俣分校)▽與那城美和(宮古南静園分校)