「ベスト尽くす」と宣誓/選手が参加し開会式
21日に開催される第29回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の開会式が19日夜、市総合体育館で開かれた。前回大会優勝者のアントン・ブロックヒン選手(ウクライナ)が選手を代表し「ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と力強い宣誓を行ったほか、参加者全員で「ワイドー」の掛け声で乾杯し、本番へ向け士気を高めた。
今大会には史上最多となる3357人から参加申し込みがあり、海外16カ国、国内全都道府県から選手が出場する。開会式には選手をはじめ家族や友人、大会関係者らが多数、来場した。
優勝杯返還で大会長杯などを返還したブロックヒン選手は選手宣誓で、「私たち選手は応援してくれる宮古島の皆さん、ボランティアの皆さんに感謝し、ベストを尽くして走り抜くことを誓う」と高らかに宣言した。
大会長を務める下地敏彦市長は「出場する全てのアスリートの皆さん、この島の豊かな自然を体感するとともに、市民との交流を楽しみながら、日ごろの練習成果を十分に発揮して、思い出に残る感動のゴールを目指して頑張ってください」と選手を激励した。
祝辞では、県出身参議院議員で内閣府大臣政務官を務める島尻安伊子氏が山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)の、安里肇県宮古事務所長が仲井真弘多県知事のあいさつをそれぞれ代読した。
開会式を締めくくる乾杯は、特別協賛社を代表してJAL・JTAセールスの上木東社長による発声で行われ、参加者たちは「ワイドー」の掛け声で一斉に乾杯をし、本番での健闘を誓った。
開会式ではそのほか、大会公式ポスター入賞者の表彰が行われたほか、オープニングでは琉球國祭り太鼓による演舞が披露された。