子牛1頭44万2000円の高値/4月期肉用牛競り
6カ月連続40万円台
JAおきなわ宮古家畜市場の2013年4月期の肉用牛競りが19日、同市場で開かれた。子牛1頭平均価格は前月比1万8496円高の44万2694円、平均キロ単価1692円の高値取引となり、成牛を含む総販売額は2億円の大商いとなった。
40万円台は、昨年11月から6カ月連続。購買者らは要因に①全国的な子牛不足②円安に伴う外国産肉の価格上昇③中程度の肉質の枝肉価格の上昇④アベノミクスへの期待感─などを挙げた。
今月の競りには子牛434頭が上場され、すべての取引が成立した。
子牛の総販売金額は、1億9200万円。総販売体重は11万3575㌔で、1頭平均体重は262㌔となった。
1頭当たりの最高価格は、60万2700円、最低は24万3600円だった。
性別の1頭平均価格は去勢が前月比1万2936円高の47万5159円、雌が40万212円(同比2万4672円高)となった。
成牛を含めた上場頭数は469頭で、467頭の取引が成立した。1頭当たりの平均価格は42万8025円。性別では去勢47万5159円、雌37万5558円となった。平均のキロ単価は1554円。