29回トライ大会 きょう号砲
アスリートが限界に挑戦
第29回全日本トライアスロン宮古島大会がきょう21日午前7時、下地の与那覇前浜ビーチをスタートする。制限時間は午後8時30分までの13時間30分で、スイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔の200・195㌔にアスリートたちが限界に挑む。島全域はトライアスロン一色に染まる。宮古島地方気象台によるときょうの天気は未明まで雨が降るがのち曇りで所により弱い雨の予報。
大会は「海・風・太陽、熱き想い、君を待つ」をテーマに宮古島一円を舞台に開催される。今大会には県内外から1505人、国外からは16の国と地域から69人の計1574人がエントリー。アスリートらは20日、スイムやバイクの練習で最終調整を行い、本番に備えた。
昨年総合優勝したA・ブロックヒン選手(ウクライナ)、女子総合優勝のB・ゴエーツ選手(ドイツ)がともに連覇を目指す。国内選手では昨年1位と6分弱のタイム差で2位に甘んじた西内洋行(兵庫)、僅差で3位に入った平松弘道選手(神奈川)に期待が掛かる。
女子は2年ぶりの出場で通算3度目の優勝を狙う酒井(旧姓塩野)絵美(東京)、昨年3位の松丸浩巳選手(茨城)のゴエーツ選手とのトップ争いが注目される。