感動胸に帰路に就く/トライアスロン
選手ら「来年も出場する」
第29回全日本トライアスロン宮古島大会に出場した多くの選手が23日、帰路に就いた。それぞれの思い出を胸に宮古を離れた選手たちは「来年の30回記念大会にも絶対出場したい」と笑顔で意気込みを語った。
21日の当日、22日の閉会式・ふれあいパーティーを終えた選手たちは、充実感あふれる表情で次々と空港に訪れた。自転車など大きな荷物を預け、出発までの間はロビーで家族や仲間と29回大会を振り返った。
選手の中には出発までの間に宮古観光に繰り出す人も。少しでも宮古島を楽しもうと空いた時間を有効に活用する選手が目立った。
大阪府から出場の神谷昇さん(64)は4回目の完走を達成した。宮古島大会の魅力について、「人の温かさが一番で、本当に親しみが持てる。空気も海も花も美しい。来年の第30回大会にもぜひ出場したい」と充実した表情で話した。
福岡県に帰る妹尾浩之さん(63)は、「ひざを痛めていたのでデュアスロンになったのは苦労したが完走できて良かった。来年も出場して年代別で上位5位に入りたい」と話した。
そのほかの選手もそれぞれの思いを胸に宮古島を離れた。空港では宮古島で知り合った友人や宿泊関係者との別れを惜しんだ。