09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
環境・エコ
2013年5月11日(土)9:00

河津桜2000本を寄贈/横浜市の藤井さん

環境美化貢献で市が感謝状


河津桜の寄贈で下地市長(右)から感謝状の贈呈を受けた藤井正二さん(右から2人目)=10日、市役所平良庁舎

河津桜の寄贈で下地市長(右)から感謝状の贈呈を受けた藤井正二さん(右から2人目)=10日、市役所平良庁舎

 宮古島市(下地敏彦市長)は10日、市に河津桜2000本を寄贈した横浜市の藤井正二さんに感謝状を贈呈した。藤井さんは「(感謝状は)大変光栄なこと。この宮古島で、日本で一番早く桜を咲かせたい」と話し、宮古島での河津桜の満開に期待を込めた。


 藤井さんは、宮古島市以外の自治体にも河津桜を寄贈しており、その合計本数は2万本を超えている。すべて自己負担の活動で、環境美化に対する貢献は各地で高く評価されている。

 宮古島市に河津桜を贈るきっかけは沖縄旅行だという。那覇市在住の大城克之さんと飲食店で出会い、沖縄県内への桜寄贈をスタートさせた。その大城さんが宮古島市のアクアグリーン社長の真榮城忠之さんに話を持ち掛けて市への河津桜寄贈が決まった。

 その後の藤井さんは、民間を含めて2009年度に100本、10年度に600本、11年度に1500本を市に贈ってきた。

 市役所平良庁舎で感謝状を贈呈した下地市長は「2000本もの寄贈に心から感謝している。桜いっぱいの島にしたい」と述べるとともに、藤井さんの積極的な自主活動をたたえた。

 藤井さんは「私がこのように河津桜の寄贈を続けられるのは各地域の行政の理解のおかげです」と感謝の気持ちを表した。「桜は植える場所が必要だし、管理も大変。それを受け入れてくれる地元の人たちの温かい心がうれしい。これからも宮古島市の役に立てるように協力していきたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!