産業・経済
2013年5月17日(金)9:00
後継者育成に全力/農林漁業士会
総会で活動計画決定
宮古地区農林漁業士会(砂川寛裕会長)の定期総会が16日午後、県宮古合同庁舎で開かれ、2013年度の活動計画を決めた。砂川会長は「われわれの最大の目的は後継者の育成」と述べ、担い手の育成に全力で取り組む決意を示した。
農林漁業士会は、指導農業士、青年農業士、女性農業士が連携を密にして農村青少年への指導助言を行いながら、農業生産および農家生活の向上を図ることを目的とする団体。
冒頭、砂川会長は「自分たちの経営を安定させ、その後ろ姿を担い手に『ついてこい』と見せることも大切なこと。宮古島市の農林漁業の後継者を育てるという目標に向かって活動をしていきたい」と述べた。
新規就農者や農村青少年への指導や助言、組織活動の活性化、地産地消の推進を掲げた活動目標を全員で唱和した後、13年度の活動計画案などを審議した。
資質向上研修会をはじめ行政への政策提言活動、青年クラブとの交流会の開催などを盛り込んだ計画案を全会一致で決定。予算は25万6000円とした。