定期便就航を要請へ/トップセールスinソウル結団式
高良副知事、下地市長ら参加
【那覇支社】韓国の航空会社に沖縄への定期便就航を要請する「トップセールスinソウル」の結団式が21日、那覇空港で行われた。団長の高良倉吉副知事や下地敏彦宮古島市長、中山義隆石垣市長らが参加し、観光客誘致戦略に期待した。一行は、同日午後1時発のアシアナ航空で、ソウル向け出発した。
昨年8月に行った知事トップセールスでは、アシアナ航空冬ダイヤで最大週9便運航や、ジンエアー(韓国格安航空会社)の新規就航など、韓国観光客の増加の契機となった。
今回は航空路線の一層の拡充を図るため、冬スケジュールの策定前に、韓国の航空会社4社に対し沖縄路線の増便や定期便就航について要請する。
結団式で高良副知事は「昨年は韓国から定期便やチャーター便、季節便を通して4万5000人の観光客が訪れた。沖縄県には宮古や八重山など魅力ある島がたくさんあり、韓国の方々に直に足を運んで見て楽しんでほしい。沖縄と韓国の連携や交流の必要性を熱意で訴え、力を合わせて発展させたい」と決意を述べた。
結団式の後、下地市長は「2月にアシアナ航空のチャーター便で120人のゴルフツアーが来た。3日間満喫し好評だった。冬場はゴルフに来て、夏場は宮古の素晴らしい海を楽しんでもらうよう売り込みたい」と抱負を話した。
下地市長ら一行は、23日までの3日間の日程で、ソウルのアシアナ航空、大韓航空、ジンエアー、ティーウェイ(韓国格安航空会社)の4社を訪問して要請する。