社会・全般
2013年5月24日(金)9:00
昨年の食中毒発生ゼロ/県食品衛生協会宮古支部総会
衛生管理の徹底確認
県食品衛生協会宮古支部(砂川勝弘支部長)は23日市内のホテルで第31回通常総会を開き、2012年度の事業経過報告や13年度の事業計画などを審議し承認した。表彰式では奥平玄信さん(ニューヨーク ニューヨーク)と福里俊和さん(磯亭)に食品衛生功労賞を贈呈。会の運営に尽くしたとして砂川勝弘さん(櫻亭)と比嘉雅幸さん(宮古島東急リゾート)に感謝状を贈った。支部長には、砂川靖夫さん(ホテル共和)を選任した。
来賓祝辞を述べた仲宗根正宮古福祉保健所長は、宮古管内における昨年の食中毒発生はゼロだったことを報告。今後もゼロを継続するためには、O157などの腸管出血性大腸菌が身近かにいることを認識し、衛生管理を徹底することが重要になると注意を促した。
昨年の活動では、食品衛生月間セレモニー(8月3日)に参加し、食中毒防止に注意を喚起したことを報告した。
事業計画には、住民健康増進と公衆衛生の向上に寄与することや、食品衛生思想の啓蒙普及に取り組む方針などを示した。