県高校サッカー開幕/宮古島市で開会式
出場79校が全力プレー誓う
県高校総合体育大会男子第49回、女子第21回サッカー競技が24日、宮古島市で開幕した。同日は市総合体育館で開会式が行われ、男子54校、女子25校の選手が全力プレーを誓った。競技は25日にスタート。地元宮古勢は、宮工男子と宮高女子が初戦を迎える。前回準優勝の宮高男子は26日の2回戦で南風原、向陽の勝者と対戦する。
サッカー競技の宮古島市開催は16年ぶり。競技は30日まで行われ、市陸上競技場をはじめ市多目的前福運動場、宮古高校、宮古総合実業高校、城辺総合運動公園の各会場で頂点を目指す熱戦が繰り広げられる。
開会式で県高体連宮古支部の宮里幸利支部長は「日ごろ培った技術と精神力を発揮し、心を一つにして戦いに挑んでほしい。高校生のパワー、全力競技によるさわやかなプレーを期待している」と激励した。
宮古島市の下地敏彦市長は「この大会を通じて友情を深め、思い出に残る大会にしてほしい」と述べた。
市の高校生を代表してあいさつした伊良部高校の上地奈央さんは「信頼できる仲間と力を合わせ、プレーできる喜びを感じながら優勝を目指してください」と呼び掛けた。
前回大会で優勝した宜野湾男子の仲原拓主将と美里女子の仲松叶美さんが「私たちを支え、励まし、指導してくれた方々への感謝の気持ちを胸に、全身全霊でプレーする」と出場全選手を代表して宣誓した。