産業・経済
2013年6月7日(金)9:00
宮古空港乗降客数12年度 過去最高の130万人
SKY参入が要因/地元、島外利用者が増加
2012年度の宮古空港乗降客数は過去最高の129万952人となった。前年度の115万2166人と比べ13万8786人(12・0%)の大幅増となった。宮古空港ターミナル社が6日の総会で報告した。
主要因には、運賃の安いスカイマーク社(SKY)の那覇宮古線の新規参入に伴い、既存2社も大きく運賃を下げ、地元住民や島外利用者が増えたことを挙げた。
イベントは昨年5月に水環境問題をテーマにした高校生の太平洋・島サミットが開催され、多くの関係者が来島。10月は、NHK朝のドラマ「純と愛」が放送を開始し、宮古島PRに一役買った。3月にヨーロッパを離れて初めて宮古島で開催された一大音楽フェスティバル「Isle 0f MTV Miyakojima」(アイル・オブ・エムティーヴィー・ミヤコジマ」が観光客を大きく増やした。
路線別にみると主要路線の那覇は14%増、石垣線も15%増と好調。東京直行便は2%増、多良間線は前年度並みだった。
航空貨物取扱量は1万3956㌧で、前年の1万2966㌧と比べ990㌧(7・6%)増えた。
入域観光客数は前年度の33万2473人と比べ8万1181人(24・4%)増の41万3654人となった。