直営店売上3億4800万円/空港ターミナル社総会
乗客増に伴い過去最高
第三セクター・宮古空港ターミナル社(下地義治社長)の第36期株主総会が6日、市内のホテルで開催された。直営店の売上は乗降客数の増加に伴い好調となり、過去最高の3億4833万円(前期比4・4%増)を計上。総売上高は同比2・8%増の7億5844万円となった。
同期(2012年4月1日~13年3月31日)の純利益は、1877万円。累積黒字は、1億8830万円となった。
項目別の売上高は、賃貸(テナント)料収入が最も多く3億343万円。これに商品売上の2億9562万円が続いた。広告媒体料収入は、1459万円だった。
販売費および一般管理費は「A&W宮古空港店」開店に伴う給与や法定福利費などが増加したものの、修繕費が減少したことにより、昨年比1・7%増の5億2390円となった。
施設はA&Wの新設のほか、搭乗待合室のトイレを増改築した。
課題には災害に強い施設や宮古郡民、来島者が快適に利用できる施設づくり-などを挙げた。
経営基本理念には①宮古島の玄関口として花と緑にあふれる環境整備②地元の素材を生かした菓子類、加工品、伝統工芸品の販売や開発を応援する店づくりを目指す-などを示した。
新任取締役と同監査役は次の通り。(敬称略)
【新取締役】宮城健三(沖縄振興開発金融公庫融資第一部長)▽金城徹(JTA八重山営業所長)【新監査役】金城唯博(沖縄海邦銀行取締役監査部長)