全国での活躍に意欲/高校総体ボクシング
狩俣綾汰(宮総実)が抱負
佐賀県で今月開催された全九州高校総合体育大会ボクシング競技のピン級Aパートで準優勝し、全国大会への切符を手にした宮古総合実業高校の狩俣綾汰(3年)が25日、同校で準優勝の報告を行うとともに来月、同じ佐賀県で開催される全国高校総合体育大会での活躍に意欲を示した。
狩俣は「全国大会までにしっかり練習を行い、課題を克服して上位入賞できるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
九州大会のAパートは各県を制した代表によるトーナメント戦で狩俣は初戦を2-1、準決勝の3-0の判定で勝ち上がった。
決勝では昨年の全国大会2位の熊本代表・野田賢史(秀岳館高校)と対戦し、0-3の判定で敗れた。九州大会を振り返って狩俣は「決勝は相手の方が技術も経験も上だった。全国大会では九州大会で敗れた野田君と対戦して勝利したい」と話した。
伊志嶺秀行校長は「九州大会の準優勝は日ごろの練習の成果と支えてくれた人たちのおかげ。全国大会までにしっかり練習を行い、さらに活躍することを期待している」と激励した。
2011年に秋田県で開催された全国大会では、ミドル級に出場した同校のジュリアン・ジョンソンが準優勝している。
今年の全国大会は8月1日から佐賀県で開催される。