12年度収支460万円の黒字/宮古島商工会議所
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第77回通常議員総会が28日、同会議所会議室で開かれ、2012年度の事業報告や決算を承認した。一般会計と相談部など五つの特別会計を合わせた6部門計の12年度収支は、460万円の黒字。一般会計だけで見ると、38万円の赤字となった。
6部門計の収入は1億1912万円、支出は1億1451万円だった。
下地会頭は、あいさつで宮古の経済は好調な公共、民間工事や観光、農業にけん引され好況を呈しているとの見方を示した。
事業報告は、会議所活動の基盤である会員サービスの充実と、会員企業の支援施策に力を注いできたことを強調した。
融資支援では、会議所の斡旋を受けて沖縄公庫が融資する無担保、無保証人のマル経資金の融資件数、金額(180件、13億9640円)が、過去最高となった。
経営改善普及事業の巡回指導は計1245回、窓口指導は同1740回に上った。
地域活性化関係の活動は▽海開き▽トライアスロン大会▽ビーチバレー宮古島大会▽ミュージック・コンベンション▽サニツ浜カーニバル▽ロックフェスティバル▽オリオンビアフェスト▽宮古の産業まつり-などに積極的に取り組んだ。
宮古島市に▽中心市街地の環境整備▽物流拠点の推進と近隣諸国(台湾)との船便の直行便開設-など6項目を要請したことも報告した。