災害未然防止で指導/労基署など
建設現場合同パトロール
第86回全国安全週間(1~7日)にちなんで宮古労働基準監督署(南隆功署長)と建設業労働災害防止協会県支部宮古分会(豊見山景順分会長)は2日、久松小学校屋内運動場改築工事(建築・解体)現場で合同パトロールを実施した。パトロール隊6人は、災害未然防止で安全現場や労働衛生を指導した。
出発式で、豊見山分会長は「現場においては、危険な状況での作業も慣れなどにより、気がつかない点も新たな目線でみることにより、潜む危険が見える場合もある。パトロールで安全対策を講じ、事故や災害を未然に防げるよう安全指導をお願いしたい」と述べた。
南署長は「建設現場では墜落・転落災害、機械による巻き込まれ災害や熱中症の恐れがあることから、未然防止を指導してほしい」と激励した。
パトロール隊は、指差し呼称でスローガンの「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」と声を合わせて唱えた。
この後、現場で合同パトロールを行った。
同工事の発注者は宮古島市。鉄筋・鉄骨構造の地上2階建て。建築面積1240平方㍍、延べ床面積1249平方㍍。工期は2012年12月20日~13年10月15日。6月末現在の進ちょく率は43・44%。総事業費2億2659万円。