産業・経済
2013年7月11日(木)9:00
マンゴー専用臨時便を運航/JTA
市長が異例の電話要請/台風前に4・6㌧運ぶ
日本トランスオーシャン航空(JTA、佐藤学社長)は10日夕、台風7号の接近に伴い宮古-那覇間にマンゴー専用の貨物臨時便を運航させた。下地敏彦市長の異例の電話要請に応えた。同機は、4・6㌧を運んだ。臨時便は、きょう11日も1便運航予定。
同臨時便は、収穫のピークを迎えているマンゴーを台風が接近する前に、少しでも多く輸送し島内での滞貨を減らす目的で就航させた。
下地市長は午後2時ごろ、市長室から佐藤社長に直接電話を入れ、臨時便を要請した。
JTAは要請を受け、担当者で調整に入り10、11日に臨時便を1便ずつ運航させることを決めた。マンゴー専用の臨時便は、数年前に1回あっただけでまれなケースという。
同臨時便は乗客を乗せないで那覇空港を午後6時55分に出発し、同7時40分宮古空港に到着。マンゴーを積み込み、午後8時15分宮古空港を出発した。
きょう11日も午後8時15分、宮古発でマンゴーを運ぶ。