政治・行政
2013年7月18日(木)9:00
「早急な塩害対策を」
与党議員団が市に要請
台風7号の影響によるサトウキビの塩害を受け、宮古島市議会与党議員団(下地明会長)は17日午前、市に対して早急な塩害対策を要請した。下地会長は「塩害が深刻な状況だ。緊急的な塩害対策を」と話し、除塩などを促した。
要請は市役所平良庁舎で行われた。下地会長ら複数の与党市議が長濱政治副市長と面談して要請した。
下地会長は「海岸線の圃場を見て回ったが塩害が深刻な状況だ。一日、一時間でも早い除塩が必要で、緊急的な塩害対策に取り組んでほしい」と要請した。
これに長濱副市長は「現場から報告を受けて現状は把握している。特にスプリンクラーがない所で塩害が目立っており、何らかの形で手を打たなければならないと考えている」と要請の趣旨に理解を示した。
その上で「サトウキビなくして宮古の農業の振興はない。すぐに内部で対策を検討する」と述べ、前向きな姿勢を示した。