「シースカイ」料金半額に/ドイツ文化村
7~9月に20周年キャンペーン
うえのドイツ文化村は今年で開業20周年を迎えることを記念して、7~9月までの3カ月間、宮古在住者であれば水中観光船「シースカイ博愛」に通常料金の半額で乗船できるなどのキャンペーンを実施する。17日、長濱政治副市長と同施設の指定管理者である南西楽園リゾートの担当者らが会見を開き、キャンペーンについて発表した。
同施設は、1873年に台風のため座礁したドイツの商船ロベルトソン号の乗組員を上野宮国の住民らが救助し、帰国させた歴史などを踏まえ1993年に総工費48億円を掛け建設された。
20年の節目を記念したキャンペーンとして7~9月の3カ月間、宮古在住者であれば通常、大人2000円、小人1000円の「シースカイ博愛」の乗船料金が半額の大人1000円、小人500円となる。島外在住者も、1日7回の運航のうち午前9時と午後4時の運航便は半額となる。乗船には事前予約(電話76・6336)が必要。
リフレッシュパークプール(大人500円、小人300円)を利用した宮古在住の子どもには博愛記念館の無料入館券がプレゼントされるほか、通常、大人700円、小人400円の博愛記念館入館料が期間中は大人500円、小人200円に引き下げられる。
博愛記念館1階で開かれた会見で長濱副市長は「指定管理者である南西楽園リゾートの理解と協力の下、シースカイの半額利用など地元住民や観光客にいろいろなサービスを提供するので、大いに利用してほしい」と呼び掛けた。
南西楽園リゾートの担当職員は「水中観光船に乗ったことがない地元の子どももいると思う。夏休みを活用してそのほかの施設なども見学してほしい」とキャンペーン期間中の来場を呼び掛けた。
営業時間は午前9時から午後6時。キャンペーンに関する問い合わせは、うえのドイツ文化村(電話76・3771)まで。