市長賞に下地徹さん/盆栽展入賞者を表彰
日本盆栽協会宮古支部(下地徹支部長)主催の第17回盆栽展の表彰式が21日、会場の宮古グリーンセンター(平良西里)で開催された。入賞者は、支部長の下地さんら12人。協賛団体の役員らが、賞状と副賞を手渡した。
同盆栽展は、日本古来の伝統文化である盆栽の普及や愛好者の技術向上、会員の親睦などを目的に開催している。愛好会主催のころを含めると、21回を迎えた。
下地支部長は「回を重ねるごとに、会員の技術が向上し、今では全国レベルに達した」と評価。「第81回国風盆栽展(今年2月、東京都美術館)で、池原一美さんのガジュマルが入選したことが何よりの証拠」と述べた。
大城裕子宮古島市文化協会長は「一つ一つの作品は、安定感があり素晴らしい。努力の結果が今回、認められた。今後さらに国風展出品作品を増やし、盆栽の島宮古を全国に発信してほしい」と祝福の言葉を述べた。
宮古テレビの与那覇昇社長は、会員の技術向上と宮古島における盆栽のますますの発展を祈念した。
入賞者は次の通り。(敬称略)
【市長賞】下地徹(ガジュマル)【市議会議長賞】池原一美(ハリツルマサキ)【JAおきなわ宮古地区本部長賞】大浦辰夫(ガジュマル)【県盆栽連合会長賞】砂川博一(三点飾り)【市文化協会長】池間諄(オーハマボウ)【宮古毎日新聞社長賞】新城武一郎(ガジュマル)【宮古新報社長賞】知念正樹(イボタクサギ)【宮古テレビ社長賞】池原健二(同)【宮古グリーンセンター社長賞】伊佐一雄(ガジュマル)【奨励賞】津波古敏夫(ハマシタン)▽根間武次(ハマボウ)▽高江洲恵忠(イボタクサギ)