市議選まで3カ月/30~35人が立候補か
市議選まで3カ月/30~35人が立候補か
任期満了に伴う宮古島市議会議員選挙は10月27日投開票が行われる。選挙まで3カ月となった27日現在、現職26人のうち21人は出馬の意向を示していて、そのほか3人は検討中、2人は不出馬の方針。新人や元職からも出馬に向け10人程度の名前が挙がっていて、現時点では30~35人程度の立候補が見込まれる。
今回の市議選は10月20日に告示、同27日に投開票を実施。投票権を有するのは、1993年10月28日までに生まれた人で、13年7月19日までに宮古島市に住民登録し、その後、引き続き居住している人。本紙の取材によると、現職26人中、21人は正式な出馬意思または出馬に前向きな考えを表明。残る5人のうち2人は現段階では検討中、1人は不出馬も視野に検討、1人は不出馬の方向で調整中と回答。1人は出馬しないことを明言している。
新人では元市役所職員や自営業者など8人ほどの名前が挙がっているものの、まだ確定には至っていない人も多く、今後の情勢によって増減する可能性がある。
元職では現時点で2人が出馬の可能性を示唆している。
今回の市議選の定数は、前回選挙と同じ26議席。市が行財政改革の一環として職員定数の削減などを行っていることを踏まえ、市議会にも定数削減を求める市民の声などもあったが、市議会6月定例会まででは定数改正に関する提案は行われていない。
09年11月8日に行われた前回の市議選には、定数26に対し38人が立候補。当日有権者数4万2419人に対し、投票総数は3万3484票、そのうち有効投票は3万3048票で有効投票率は98・70%だった。