先嶋建設を優良団体表彰
ラジオ体操の普及に貢献/かんぽ生命など3者
ラジオ体操を40年近く続けてきた先嶋建設(黒島正夫社長)が、2013年のラジオ体操優良団体表彰(沖縄地方表彰)を受賞した。かんぽ生命の前谷勲那覇支店長が27日、同社を訪れて表彰状と副賞を贈った。正式表彰はきょう28日、秋田県で開催される「1000万人ラジオ体操・みんなの体操」の会場で行うが、同社には1日早い伝達となった。
表彰は、ラジオ体操を作ったかんぽ生命保険、毎朝放送している日本放送協会(NHK)、NPO法人全国ラジオ体操連盟の3者連名。同表彰は、ラジオ体操の普及に寄与した団体や個人を対象に、1956年から毎年行っている。
先嶋建設でのラジオ体操は、約40年前に大手総合建設会社・大林組から転職した友利寛忠専務が、同社に倣い取り入れたという。現在は各工事現場で、朝の仕事開始前に行うようになった。
前谷支店長は、ラジオ体操は1928年の制定から85年目になったことを紹介。その上で今後も100年、150年と続き、輪が一層広がっていくことに期待を寄せた。
黒島社長は「職員の健康増進と職場の安全のために、今後とも続けていきたい」と決意を新たにした。