11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
政治・行政
2013年8月2日(金)9:00

徴収率、目標91・3%に設定/13年度市税

収納額は45億8800万円


下地市長は(右から2人目)13年度の市税徴収対策実施方針を発表した=1日、市平良庁舎会議室

下地市長は(右から2人目)13年度の市税徴収対策実施方針を発表した=1日、市平良庁舎会議室

宮古島市税徴収対策会議(議長・長濱政治副市長)は1日、2013年度の第1回会議を市平良庁舎で開き、同年度の市税徴収基本方針などを決めた。徴収率目標は前年度と比べ0・5ポイント増の91・3%(現年課税分97・4%、滞納繰越分27・0%)に設定。収納額は、現年度分44億7164万円と滞納分1億1650万円を合わせ、45億8814万円にした。

 会議では12年度の市税徴収実績も報告され、徴収率は90・8%と前年度を0・7ポイント上回った。徴収した額は、45億5895万円。内訳は市民税16億7026万円、固定資産税23億7564万円、軽自動車税1億6047万円、市たばこ税3億4580万円、鉱産税70万円、入湯税606万円となった。


 差し押え手続きは、2447件(822人)に対して行い、徴収額は1億1225万円に上った。給与や預貯金、不動産などを差し押さえた。

 記者会見した下地敏彦市長は、06年に納税課を設置した以降、徴収率が年々上昇していることは「取り組みの成果の現れ」と評価。要因には、滞納整理(督促状、催告書送付など)の早期着手と滞納処分(財産差押)の徹底を挙げた。

 13年度については「自主財源の確保が重要なことや、税負担の公平性という観点から徴収率の向上に努める」と、方針を示した。

 今年度は、休日や夜間でも対応できる「コンビニ納付」を開始した。今年度に入って、軽自動車税をコンビニで納付した件数の割合は41・3%、住民税が45・2%と好調な出足しとなった。

 徴収率を上げるための行動計画には、滞納者対策の強化や滞納者実態把握の強化-などを盛り込んだ。

 滞納者対策は①悪質、高額滞納者には厳正な滞納処分を実施②車両のタイヤロック③不動産の公売の実施-などを示した。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!