「んみゃ~ち」宮古島へ/宮古島観光協会
観光客を盛大に歓迎 特産品など振る舞う
8月1日は「観光の日」。宮古空港では県や宮古島市、宮古島観光協会など関係団体が観光キャンペーンを展開し、観光客を盛大に歓迎した。宮古島上陸認定証や携帯ストラップといった記念品のほか、多良間島の黒糖や雪塩キャンディーなど宮古島の特産品をプレゼントして思い出に残る観光に一役買った。
県は、沖縄観光を広く内外にアピールするため1日を「観光の日」、同日から31日までを「観光月間」と位置付けている。これを受け、県内各地では毎年「観光の日」を中心に関連イベントが展開されている。
宮古では、午前9時40分に東京羽田空港から直行便で到着する観光客150人を対象にキャンペーンを実施した。
到着時間に合わせて宮古島東急リゾートの職員が中心となって構成する「シンカヌチャ」のメンバーがエイサーを披露。なかよし学童の児童は1日限りの「観光PRスタッフ」になって菓子類を振る舞った。
ミス宮古は、裏面に宮古島の方言とその意味が書かれた上陸認定証と、ビー玉やタカラガイで作った携帯ストラップを配った。
思いも寄らない突然の歓迎に観光客は笑顔いっぱい。オリオンビールの「オリオンクリアフリー」(ノンアルコール)でのどを潤し、記念品のプレゼントと子どもたちが配る特産品の数々に大喜びだった。
中には到着ロビーのいすに腰掛けてエイサー演舞を鑑賞したり、市のイメージキャラクター「みーや」や子どもたちと一緒に記念撮影をしたりして宮古島観光の思い出を刻む観光客もいた。
市観光商工局の下地信男局長は「この宮古島で、自然はもちろんだが、宮古島市民との触れ合いや、特産品などの土産品も楽しんでくれれば幸い。目で楽しみ、味で楽しむ思い出に残る宮古島旅行にしてほしい」と話した。