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2013年8月2日(金)9:00
耕作放棄地の解消訴え/市農業委
農地パトロールを展開
耕作放棄地解消活動と農地無断転用防止を呼び掛ける「農地パトロール」(主催・市農業委員会)が1日、伊良部などで行われた。市農業委員や県、市の職員ら約人が参加。実態調査をしながら、食料の生産基盤である優良農地の確保と有効利用の促進を市民にアピールした。
同活動は毎年8~11月に期間を定めて全国統一的に実施している。
初日は伊良部や平良の一部でパトロールを行った。2日目の2日は下地や上野、城辺などを回る予定。
市では8月を「農地パトロール強化月間」に設定し①遊休農地の実態把握と発生防止、解消②農地の違反転用の発生防止対策-などについて重点的に取り組むとともに、遊休農地の再生利用に向けたパトロールを集中的に行う。
市役所上野庁舎で行われた出発式で野崎達男会長は「5年間で138㌶の耕作放棄地を解消したが、まだ3%が解消されていない。この解消に向け、パトロールを通して市民に周知していこう」とあいさつ。参加者全員で「ガンバロウ三唱」を行い気持ちを一つにした。