城辺の伝統芸能一堂に
活性化へふれあいまつり
第4回城辺ふれあいまつり(主催・城辺地区地域づくり協議会)が4日、城辺公民館などで開催された。多数の地域住民が来場し、クイチャーや獅子舞といった伝統芸能に触れるとともに、サムイ大会、民謡・歌謡ショーなどを楽しんだ。
この祭りは、城辺地域の伝統芸能を継承するとともに、地域の連帯強化と活性化を図るために毎年開催されている。
開会セレモニーで同地域づくり協議会の饒平名建次会長は「多彩な催しを準備している。城辺地域の味と香りを楽しんでほしい」と来場者に呼び掛けた。
引き続き友利獅子舞保存会が「友利の獅子舞」を披露、福里保育所の園児は旧城辺町歌を斉唱し、宮古龍師団は「龍の舞」で開会行事を盛り上げた。
この後、各種催しがスタート。午前中は保育所のおゆうぎ会、午後からはカラオケ大会や三線演奏、伝統芸能発表会、歌謡ショーで盛り上がった。
特に伝統芸能大会に観客の視線はくぎ付け。クイチャーや獅子舞など各地で受け継がれてきた伝統芸能の世界に酔いしれた。
三線演奏では砂川美香さんが美声を響かせ、歌謡ショーではゲストのうえち雄大さんが歌って観客を引き付けた。
会場周辺では農産物加工品の即売や苗木の無料配布、警察展、牧草ロール回し競走、そばやかき氷の早食い大会、伝統のサムイ大会が行われ、多くの人出でにぎわっていた。
サムイ大会は城辺学区の平良利秀さんが1位、カラオケ大会のちびっ子の部は松原海人君(福嶺小6年)と池間幹君(同5年)、一般の部は葉山初音さん(西西)がそれぞれ優勝した。