04/08
2025
Tue
旧暦:3月11日 先勝 丁 
社会・全般
2013年8月7日(水)9:00

5カ国から9人が来島/大洋州水道事業研修

市長表敬、中高生と交流も


下地市長(中央手前)を表敬訪問した研修生たち=6日、市役所平良庁舎

下地市長(中央手前)を表敬訪問した研修生たち=6日、市役所平良庁舎

 県企業局主催の「2013年度大洋州島しょにおける水資源管理・水道事業運営」研修のため来島している5カ国9人の研修生が6日午前、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問。同日午後からは市中央公民館で地元の中高校生と交流会を行った。


 今回で4年目となる同研修。今年度はサモアから4人、フィジーから2人、クック諸島、キリバス、パプアニューギニアから各1人が参加している。研修期間は7月11日から8月30日までで、期間中、県企業局や県内市町村の水道事業所で水資源管理や水源開発、水源と環境の保全などについて学ぶ。

 宮古島での研修期間は5~9日までの5日間で、市が導入している生物浄水法による緩速ろ過システムと漏水防止対策の習得に取り組む。

 平良庁舎を訪れた9人は一人一人が下地市長に自己紹介をしたのに続き、研修生を代表してパプアニューギニア水道局技術部のケネス・ボゾムジー・ザレ氏が「宮古島に来て、私たちの国と似ている印象を受けたので、宮古の水道事業が自国に合うことを期待している。今回の訪問を機に宮古の文化や人と触れ合いたい」とあいさつした。

 下地市長は「今回の研修で学ぶことは皆さんの国でも実用化がすぐにできる、やりやすい方法だと思う。国に帰って役立ててもらえるとうれしい」と激励した。

 中央公民館大ホールでの交流会には市内の中高校生約30人が参加。最初は参加者の緊張をほぐす「アイスブレーキング」として、などさまざまな国の言葉で「こんにちは」と声を掛けハイタッチをするゲームに挑戦。参加者たちは「ハロー」や「ボンジュール」、「ニーハオ」など研修生にあいさつしては手を合わせていった。

 その後、参加者による宮古島のプレゼンテーションや研修生による各国伝統の歌や踊りの披露、モルディブのミィードゥ島の水事情について話を聞き、水について考えるグループワークなどを行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月5日(土)9:00
9:00

ハート岩「恋人の聖地」に

ドイツ村、観光スポット期待/南西楽園   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は4日、うえのドイツ文化村でハート岩「恋人の聖地」選定記念セレモニーを行った。パレス館前にある岬から西側にある岩が、ハート型に見えることから、岬の先端に「愛の鐘」と「ハート型モ…

2025年3月30日(日)9:00
9:00

きょう開業6周年

空の玄関口の一つに/下地島空港ターミナル   みやこ下地島空港ターミナルはきょう30日、開業6周年を迎える。開業以来、宮古の空の玄関口の一つとして、多くの市民や観光客に利用され、2024年度は韓国ソウル(仁川)線の新規就航などを追い風に、利用者は過去…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!