国際感覚身につける/下地中
台湾交流終える
下地中学校(宮國勝也校長)の台湾交流団10人が6日、5泊6日の交流を終え元気良く帰島した。1~3年生10人は国際感覚を身につけ、外国語の大切さを実感していた。宮古空港では、子どもたちの両親や祖父母らが「お帰りなさい」と大書された横断幕を掲げ、笑顔で迎えた。
一行は、台中市にある姉妹校の漢口国民中学校の生徒たちと交流。学校側の熱烈な歓迎に一行は感動に包まれたという。生徒はホームステイ先の家族と対面。家族がホームパーティーを開き温かくもてなした。
また一行は、基隆市の張通栄市長を表敬訪問。張市長は気持ちよく迎え入れ、さらなる交流に期待を寄せたという。
空港の解団式で、団長の宮國校長は「子どもたちは、貴重な体験を行って来ており、これからの学校生活に生かしてほしい。家族で台湾にお礼の電話を掛けたり、手紙を書いたりしてください」と述べた。
上地涼卓君(1年)は「台湾で交流体験を出来たのは羽地芳子さんや学校関係者のおかげ。感謝の気持ちを忘れずに、世界に向けて頑張りたい」と決意を新たにした。
国際交流員で下地に住む台湾出身の羽地さんは「13回目の台湾交流訪問は、無事達成できた。これからの時代は、若い世代が頑張って交流を続けてほしい」と語った。