04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
産業・経済
2013年8月10日(土)9:00

JAトウガン出荷965㌧/前期比7.7%増

販売額は前期並み


12年期作トウガンの生産販売概況などが報告された=9日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

12年期作トウガンの生産販売概況などが報告された=9日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

 JAとうがん専門部会(山口修部会長)の2012年期作トウガンの出荷報告会が9日、JA宮古地区本部大ホールで行われた。出荷量は、前期比69㌧(7.7%増)の965㌧。販売額が前期並の1億6918万円。量は天気に恵まれて増えたものの、キロ単価が175円(同比14円安)と下げたため、販売額は伸びなかった。


 12年期作トウガンは、昨年12月から今年6月にかけて出荷した。単価は3月まで200円台と、順調に推移したものの4、5、6の3カ月は大幅に下げた。

 山口部会長は「安値は、害虫の被害を受け品質が低下したため」と分析。課題に「病害虫の対策強化」を挙げた上で、今後に向けて「互いの連携を密に悪天候や病害などの苦難に負けないよう、頑張っていく必要がある」と決意を新たにした。

 支店別の出荷量は、上野が715㌧と最も多く、全体の74%を占めた。下地の116㌧が、2番目だった。平均反収も上野が最も多く、16.7㌧。他の支所(平良、城辺、下地)を約5~6㌧上回った。全体の秀品率は45%と前期の63%より18ポイント低下した。

13年期の生産・販売計画では、部会員数83人、栽培面積8.1㌶の目標を設定。出荷量1190㌧、販売額2億3800万円を目指す。

 同年度は、宮古島産ブランドとしての知名度の向上や「定時・定量・定品質」出荷、「安全・安心な農産物作り」に力を注ぐ方針を明示。具体的な取り組み事項には①学校給食や病院食への利用促進②農薬使用履歴の徹底③栽培技術の向上-などを盛り込んだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!