「エコってすごい!」/夏休みツアー
宮古島市の第3回夏休みエコツアーが13日、宮古本島内で行われ、児童生徒ら40人が電気自動車充電施設やバイオエタノール製造設備、リサイクルセンターなどの関連施設を見学した。子どもたちは目を丸くして各地のエコ施設に関心を示し、知識と理解を深めた。
エコツアーは、島の将来を担う児童生徒のエコに対する知識と意識を高めることを狙いに開催されている。
参加者は午後1時に市役所平良庁舎に集合。エコ活動に取り組むマックスバリュ宮古南店を皮切りにバイオエタノール製造設備、上野資源リサイクルセンター、メガソーラー実証研究設備などを見学した。
このうち、マックスバリュ宮古南店では店長の福里亮さんが同店のエコの取り組みを紹介した。電気自動車用急速充電器や風力、太陽光発電システム、太陽光で建物内の温度を上げないように工夫して植えた植物、店舗内の電力節約状況など、環境に配慮した施設概要を詳しく説明した。
子どもたちが強い関心を示したのが電気自動車用急速充電器。充電の実演に興味津々で、ガソリンを使わずに動く電気自動車が普及していることも学んだ。
子どもたちは、このほかのエコ施設にも興味を示し、担当者の説明をメモに書き留めるなどしていた。
上地雄太君(平良第一小6年)は「マックスバリュでは、太陽光や風を使ったり、電気を節約したりしてすごいと思った。電気自動車の充電も初めて見ることができて勉強になった」と話した。
平良怜士君(北小4年)は「サトウキビからバイオエタノールができると知って勉強になった」と感想。三谷怜衣さん(同)は「エコについて、いろいろなことを知ることができた。ツアーに参加して良かったです」と笑顔だった。